
アルガンオイルを作りだす【アルガンツリー(アルガンの木)】は、アフリカ大陸北西端部にのみ自生している樹木です。
アフリカ大陸北西端部に位置する「モロッコ王国」の首都はラバトですが、首都よりも人口が多く、経済が活発なのがカサブランカです。
「カサブランカ」と聞くと、映画を思い出される方もいらっしゃるでしょうか。
モロッコがフランス領だった時代が舞台となっています。
モロッコの【アルガンツリー(アルガンの木)】自生地域は、南西部の約8,280平方キロメートル、残念ながら縮少傾向にあります。
広島県の面積が、8,478.52平方キロメートル、兵庫県は8,395.47平方キロメートルなので、アフリカ大陸の中でもごくわずかな地域であることがイメージしていただけるでしょうか。
アフリカと聞くと<砂漠=暑い>というイメージの方が多いかと思いますが、モロッコの気候は四季があり、寒暖差が大きいです。
外気温40〜50℃の夏があれば、冬に降雪する地域もあります。
降水量はとても少なく、年間降水量が379.7mmです。
日本では、年間降水量1位の鹿児島県屋久島で4477.2mm、京都市で1491.3mm、最下位の北海道オホーツク地方常呂で700.4mmなので、とても少ないことがおわかりいただけると思います。
(降水量は、過去30年の平均 参考HP:https://weather.time-j.net/Precipitation)
そのような気候の中でもたくましく生きる【アルガンツリー(アルガンの木)】は、乾燥への耐性が強く、夏季には降水量が1mmを下回る乾季を乗り越えるために、根が広く深く伸び、地中3~40mまで伸ばした根から水分を吸い上げています。
樹高は8~10m程になりますが、ヤギがこの木の葉や熟す前の果実が好きなので、登ってまで食べる風景は有名です。
アルガンオイルは、1年ほどかけて熟して乾燥した後、落下したものを拾い集めて、手間暇をかけてアルガンオイルを抽出します。
たくさんの人の手間暇を経て、琥珀に輝くアルガンオイルとなるのですが、アルガンオイルの魅力は、また次の機会にご紹介させていただきます。
モロッコ直送の<BIJOUREA(ビジュリア) アルガンオイル>は、こちらでもご紹介しています。
健やかな美容成分がたっぷり含まれていますので、スキンケア・ヘアケア・ネイルケア…と、広くお使いいただくことができます。